日記
メジャーどころはおさえておこう
三宅島の悪口を盛大に書いた私だけれど
それは私の精神状態が悪かったからそう捉えられただけであって
2泊3日、三宅島をエンジョイするぞ!と意気込んで
念入りに計画を立て、朝から晩までスポットを変えながらのんびり釣りでもして
夜は満天すぎる星空を見て眠りにつけば、こんな気持ちにはなっていないと思う。
仕事が目的なのに、朝5時に島へ放り出され
用が済んだらそのまま明日の昼過ぎまで居ろ、と言われたから嫌なのであり
三宅島は何も悪くない。
ただそこにある、島流しの受け入れ先のひとつなのだから。
でもここは私の日記なので、私が思った事、感じた事をそのままに書くため許して欲しい。
でも私は三宅島を許さない。
話は変わって
天使の囀り/貴志祐介
を読んだ。
悪の教典と同じ作者で、悪の教典の方は有名だと思う。
私はマシンガンで生徒を皆◯しにする話だと思っていたけど、調べたらショットガンだった。
今まで貴志祐介を他の誰かと勘違いしていて、勘違いした方の人が好きじゃなかったので読んでいなかったのだけど
読書ノート(読んだ本をメモしている)を遡ったけど貴志祐介の名前はなかった。
少し前に、オーディブルで天使の囀りを寝る時に聞いていたけど全くもって話が意味不明で
第二章の半ばくらいで聞くのを辞めてしまったので、改めて読んでみた。
もうすっごい面白いじゃん、何で誰もすすめてくれなかったの?
ホラーって、超常現象なんだから現実味がなくても仕方ないでしょう、っていう感じのものが多いんだけれど
天使の囀りは実在しているものの上に成り立っている話だから、本当にあるかも?と思えて面白い。
私は幼少期に大人から「良い子にしないと猿の惑星に飛ばす」と脅された時に
地球と似たような環境だし問題なく暮らせるだろうから、是非明日にでも飛ばしてくれ。と、生意気な反論をするなど
全く騙しがいのないタイプであったため
大人になるとより拍車がかかり、理論的でない物事を
例えフィクションであっても、素直に楽しめない人間になってしまったのだけど
そんな私のような人間のためにある本だと思う。
平均よりは沢山本を読む私が、読書家の人からしたら
貴志祐介は最初の方に読んでおくべき作品であって
今更かよ、と言われても仕方がないのかもしれない。
天邪鬼だから、有名なものは何故か避ける性質がある。
にしても、貴志祐介は他の本もこんな書き方なんだろうか?
話を広げるにあたって、情報量が凄すぎる。緻密でかなり多い。
さっき起きたことを説明するのに、朝起きた所から話し始めるようなウザさではなく
話の目的に向かって収束するために必要な知識を
次々と展開していくのにも関わらず、すっきりとするこの感じは
複雑なピタゴラスイッチや、規模のでかいドミノを見たみたいな気持ちになる。
ただそれも、私のような理論的で
すぐに「そうはならんやろ笑」と言うようなおもんない人間を黙らせるためのものかもしれないし
作者側もそういう人間だからこその徹底さなのかもしれない。
あれこれと書いたけれど、久しぶりに面白い!と思う本を読めて嬉しいということで
読書の波に乗ったこのまま、貴志祐介の本を読んでいこうと思うのだけれど
もしこの日記を読んで、天使の囀りを読んでみようと思ってくれたのなら
Kindleで読むのを強くおすすめしたい。
ルビのない難しい単語が山ほど出てくるので
Kindleであればタップすると直ぐに辞書が呼び出せて、読み方と意味、使い方が学べるので
自分の語彙力も磨けてよりハッピーに読める。
逆にオーディブルやパピルスだと
読めない漢字や聞き慣れない単語を調べたりして、身が入らずに面白くないので
電子書籍に向いているタイプの本もあるんだなあ、と新たな発見があったのでありました。
私ならあれだけのパワーで本を書き上げたら、力尽きて遺作になるだろうな。
あとそんなに手賀沼ってきったねえんですかね?