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日記

指先でわかること
2026.08.03 15:30 ヨル (特別美人千葉本店)

指先でわかること

私はときどき思う。
人をうまく射精させることができたときの、
あの独特の達成感について。

それはたぶん、言葉にすると
少し大げさに聞こえるかもしれないけれど、
正直に言うと、かなり気分がいい。

目の前の彼が
「はぁ……もう無理……気持ちよすぎる……」
みたいな顔で、
とろとろに溶けていくのを見ると、
私は内心で小さくガッツポーズをする。
ああ、これはたぶん私の勝ちだな、と。

私がいちばん得意なのは、
M男くんと前立腺マッサージの組み合わせだ。
つまり、おしりの開発というやつだ。

これは不思議なくらい好きな作業で、
たぶん私の性格にも合っている。

でも最初から上手だったわけではない。
むしろ最初のころは、かなり戸惑っていた。

「これで合ってるのかな」
「痛くないだろうか」

そんなことばかり考えていた。
正直に言うと、少し怖かった。

だから私は講習に行った。
基礎からきちんと習って、技術として覚えた。

そのころの私は、
仕事の幅を広げたくて必死だったのだと思う。

最初は自信がなくて、
これ本当に気持ちいいのかな、
と半信半疑で触っていた。
でも回数を重ねていくうちに、
少しずつ変わってきた。

「あ、今入った」
「ここは反応している」
「たぶんこの角度だ」

そんなことが、指先でわかるようになってきた。

その瞬間、私は思った。
ああ、上手くなっている。
ちゃんと成長しているんだ、と。

それはとても嬉しい発見だった。

今では、前よりずっと落ち着いてプレイができる。
もちろん、すべての人を
100パーセント気持ちよくできるわけではない。

人の体はそれぞれ違うから。

それでも、ときどき「人生変わった」と言われたり、
ぐったりした顔で幸せそうにしているのを見ると、
ああ、この仕事をしていてよかったなと思う。

本当に、日々勉強だ。

でも正直に言うと、
必死に耐えていたM男くんが、
最後には完全に崩れてしまう瞬間

あれを見るのが、いちばん好きかもしれない。

そのとき私は、なんとなく思う。

​​​​​​​
ああ、私はたぶん
人を開発する側の人間なんだろうな、と。